歯科クリニックの予約DBを自院サーバーへ移行
2025-10-15 ・ QuickBuild編集部

外部サービスでは「予約の見える化」ができなかった
兵庫県内で地域密着型の歯科医療を提供する本クリニック。
従業員数は約20名とコンパクトながら、幅広い診療科目と丁寧な対応で地域住民から支持を得ています。
同院では、以前より外部の予約管理サービスを利用していましたが、 「現在の予約状況をホームページに自動表示できない」という課題を抱えていました。患者がWebサイトを見ても、予約の空き状況が分からず、電話問い合わせが増えてしまう状況でした。
自院のサーバーで予約情報を管理する仕組みへ
この課題を解決するため、予約データベースを外部サービスから自院サーバー(Xサーバー)上へ移行。QuickBuildは、データベース設計からテーブル作成までを担当しました。
これにより、
- ホームページ上でリアルタイムの予約状況を表示可能に
- 自院でデータを完全に管理できるようになり、柔軟な拡張が可能に
といった仕組みが整いました。
技術と運用を両立したサポート体制
QuickBuildは、歯科スタッフが普段の業務を止めずに移行できるよう、データ構造をシンプルに設計し、将来的なシステム拡張も見据えた構成を提案。テーブル設計〜DB構築までの移行準備をスムーズに実施しました。
今後の展開
今回の仕組みにより、今後は
- 予約ページの自動更新機能
- 診療メニュー別の空き枠表示
- キャンセル情報の自動反映
などへの発展が可能になります。
外部サービスに頼らず、自分たちのデータを自由に活用できる基盤ができた
まとめ
外部サービスに依存せず、自院のデータを自分たちの手で管理できる体制へ。QuickBuildは、こうした“中小規模医療機関のデジタル自立化”を支援しています。


