社長にロープレが集中していた営業チームの相談事例 ― PDFから顧客を再現する営業ロープレAI
2025-12-04 ・ QuickBuild編集部

「うちの営業ロープレ、なぜか全部社長に集まるんですよね」 最近、こんな相談をよくいただきます。
- 社長役員にロープレ希望が集中して、時間が足りない
- 忙しいのは分かっているから、若手はロープレをお願いしづらい
- 結局、現場メンバーはぶっつけ本番でお客さまの前に出てしまう
ロープレの重要性は分かっている。でも、「人」に依存したロープレは、どうしても限界が来ます。
そこでQuickBuildにご相談がありました。
「社長の代わりにちゃんと突っ込んでくれる相手を、AIで作れないか?」
なぜ営業ロープレが社長に集中してしまうのか
実は、「商談の相談」よりも「ロープレの相談」の方が、現場にとってはハードルが低いです。
- 「この言い回し、変じゃないですか?」
- 「こう返されたら、どう切り返すべきですか?」
- 「値引き交渉されたときのトークを練習したいです」
こういったちょっと聞きたいことは、本当はたくさんあります。でも、忙しい上司や社長をつかまえて毎回お願いするのは、やっぱり気が引けます。
だからこそ、
- 24時間いつでも付き合ってくれる相手
- 何度同じ質問をしても嫌な顔をしない相手
- ちゃんと厳しく突っ込んでくれる相手
としての「営業ロープレAI」は、意外なほど相談しやすい存在になります。
営業ロープレAIなら、社員が気軽に相談・練習できる
QuickBuildの営業ロープレAIの特徴は、「ロープレの相手を誰にするかを指定できること」です。
例えば、こんなデータを読み込ませます。
- 実際の顧客企業の提案依頼書(RFP)や資料PDF
- 社長や営業部長が書いたメモやスライド
- 既存顧客とのメール文面やQ&A
- 商品サービス資料、FAQ、トークスクリプト など
これらのPDFやテキストデータをAIに読み込ませることで、
- その会社ならではのリアルなニーズ
- 実際にありそうなツッコミや懸念
- その人(社長部長顧客)のキャラクター
をかなりの精度で再現したロープレ相手を作ることができます。
PDF・テキストを読み込んで、実在の顧客や社長を再現したロープレができる
- 「〇〇株式会社の情報システム部長」を再現したAI相手に、SaaS提案のロープレ
- 「うちの社長」を再現して、決裁を取りに行くクロージングの練習
- 過去の大型案件のシビアな購買担当者を再現して、値引き交渉の切り返しを練習
「誰とロープレするのか?」を指定できることで、現場で本当にありそうな会話に近い形で鍛えることができます。
営業ロープレAI導入の効果:社長の時間確保と社員の安心
この仕組みを導入すると、会社側のメリットはシンプルです。
- 社長マネージャーの時間が戻ってくる - 毎回のロープレ相手をAIに任せられるので、本当に重要な場面だけ、生身のロープレに集中できます。
- 社員が「言いにくいこと」を練習できる - 「こんなことで相談していいのかな」という遠慮が減り、間違えても怒られないので、思い切ったトークも試せます。
- 組織としてロープレが回る状態ができる - 人に依存しない仕組みになることで、新人教育や中堅のレベルアップ、新商材の習熟まで横展開しやすくなります。
ロープレを根性論から“仕組み”へ変えたい企業さまへ
営業ロープレは、本来とても強い投資です。ただ、
- 「社長が忙しいから、ロープレの時間が取れない」
- 「頼みづらくて、そもそもロープレの場が生まれない」
という状態だと、その効果が十分に発揮されません。
QuickBuildは、「ロープレの相手をAIに任せる」「相手のPDFやテキストを読み込ませて、リアルなキャラを再現する」というアプローチで、社長に集中しがちなロープレを仕組みとしてみんなに開いていくお手伝いをしています。
「うちでも、こういうロープレができるか?」と気になった方は、まずはお気軽にご相談ください。御社の営業スタイルや顧客情報を伺いながら、どこまで再現できそうかを一緒に設計します。


